ブリッジ部分
弦は最初にブリッジ側から取り付けます。
ギターを正面から見て右端の穴に・弦をつけ、左側へ2弦、3弦と進めます。
1弦、2弦、3弦は滑りやすいので、図1のように2回ひねって下さい。
図1の1番めの後、弦の先端部に結び目を作っておくと滑り抜けることはありません。
4弦、5弦、6弦は1回ひねり(図1の4番めまで)で大丈夫です。図2のような方法もあります。
弦巻(ギヤー)部分
1弦をブリッジにつけ終えたら、反対側を弦巻部に取り付けます。付ける場所は図3の通りです。
1弦、2弦、3弦は図4のように結び、弦を引っ張って滑らないのを確認する。
そのままの状態で巻きこみます。ギヤーを巻く方向は弦巻裏側から見て左巻き(時計と反対方向)です。
4弦、5弦、6弦は図5のように2,3回巻きつけて弦巻に巻きこみます。
クラシックギター初めての調弦
音叉や調子笛等で基準音ラ(A)の音を出し, その音にあわせて歌って下さい。
次に声を出さずに頭の中で歌ってみて下さい。
それをギターの開放(左手を押さえない)第⑤弦ラ(A)に合わせます。
弦の音程が低い場合は、ヘツドに取り付けられている糸巻(ペグ)で弦を巻き取る方向に回し、高ければ弦を緩める方向に回し下げます。
焦らずに根気よく音に集中することが大切です。
合ったのが確認出来ましたら、左手の人差指(1の指)で⑤弦の第1フレットを押さえて下さい。
弦を押さえるこつは、指先でフレット間の右のフレットのすぐ手前(約1㎜あけて)をしっかりと押さえるという事です。
但し必要以上の力を加えることは、かえってマイナス効果となります。
フレットは、弦の音程を半音単位で変化させる役目をしています。
右の方向は音程が上がり、左は下がります。
⑤弦の第1フレットは、解放ラ(A)から右の方向ですから半音上のラ♯(A#)になります。
同じように第2フレットを中指(2)でシ(B)、第3フレットを薬指(3)でド(C)、第4フレットを小指(4)でド♯(C#)続いて第5フレットに小指(4)を移動してレ(D)となるのを確認して下さい。
このレ(D)は解放④弦レ(D)と同音です。
もし④弦にズレが有れば⑤弦の第5フレット レ(D)にあわせます。
解放⑤弦が基準のラに合っていれば、順次同じ方法で他の弦も合わせる(調弦)ことが出来ます。