クラシックギター弦の張り方

2020年12月12日

弦は最初にブリッジ側から取り付けます。

ギターを正面から見て右端の穴に・弦をつけ、左側へ2弦、3弦と進めます。

1弦、2弦、3弦は滑りやすいので、図1のように2回ひねって下さい。

図1の1番めの後、弦の先端部に結び目を作っておくと滑り抜けることはありません。

4弦、5弦、6弦は1回ひねり(図1の4番めまで)で大丈夫です。図2のような方法もあります。

弦巻(ギヤー)部分

1弦をブリッジにつけ終えたら、反対側を弦巻部に取り付けます。付ける場所は図3の通りです。

1弦、2弦、3弦は図4のように結び、弦を引っ張って滑らないのを確認する。

そのままの状態で巻きこみます。ギヤーを巻く方向は弦巻裏側から見て左巻き(時計と反対方向)です。

4弦、5弦、6弦は図5のように2,3回巻きつけて弦巻に巻きこみます。

クラシックギター初めての調弦

音叉や調子笛等で基準音ラ(A)の音を出し, その音にあわせて歌って下さい。

次に声を出さずに頭の中で歌ってみて下さい。

それをギターの開放(左手を押さえない)第⑤弦ラ(A)に合わせます。

 

弦の音程が低い場合は、ヘツドに取り付けられている糸巻(ペグ)で弦を巻き取る方向に回し、高ければ弦を緩める方向に回し下げます。

焦らずに根気よく音に集中することが大切です。

 

合ったのが確認出来ましたら、左手の人差指(1の指)で⑤弦の第1フレットを押さえて下さい。

弦を押さえるこつは、指先でフレット間の右のフレットのすぐ手前(約1㎜あけて)をしっかりと押さえるという事です。

但し必要以上の力を加えることは、かえってマイナス効果となります。

 

フレットは、弦の音程を半音単位で変化させる役目をしています。

右の方向は音程が上がり、左は下がります。

⑤弦の第1フレットは、解放ラ(A)から右の方向ですから半音上のラ♯(A#)になります。

 

同じように第2フレットを中指(2)でシ(B)、第3フレットを薬指(3)でド(C)、第4フレットを小指(4)でド♯(C#)続いて第5フレットに小指(4)を移動してレ(D)となるのを確認して下さい。

このレ(D)は解放④弦レ(D)と同音です。

 

もし④弦にズレが有れば⑤弦の第5フレット レ(D)にあわせます。

解放⑤弦が基準のラに合っていれば、順次同じ方法で他の弦も合わせる(調弦)ことが出来ます。

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